2024.06.23
家探しのトリセツ
もくじ
マイホームの購入はほとんどの人にとって不慣れな経験であり、初心者の状態でスタートするのが一般的です。ですが、お家を購入するまでの一連の流れと全体像さえ掴んでおけば、初めてでも安心して前向きに進めていくことができます。
今回の記事、「家探しのトリセツ」では、マイホーム(新築一戸建て/建売住宅)を購入する際の、計画から入居までの流れをご紹介いたします。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
1.マイホームを購入するまでの流れ
マイホームを購入するまでの基本的なステップは8つあります。
まずは最初の2つのステップにある希望条件や予算を大まかに決めたら、インターネットなどを活用し、効率的に情報収集をしていきましょう!
STEP1/希望条件を整理しよう
理想の住まいをイメージする
・希望の条件を立地・性能・間取りの3つのポイントを意識しながら書き出し、整理してみましょう。
優先順位を決める
・理想の住まいについて具体的にイメージできたら、条件に優先順位をつけてみましょう。
STEP2/予算を決めよう
自分の使える予算の限度額を理解する
▼住宅ローン+自己資金(援助資金)が、実際に住宅を購入する際に払えるお金の基本的な考え方となります。
▼住宅ローンは、年収に対する一年間の返済額(返済負担率)をもとに借入金額を決めると、無理のない予算設定ができます。一般的に、返済負担率は25%以内が安心といわれています。
・頭金を用意できるのであれば、ローンの総支払額を抑えることができ、毎月返済する金額の負担を減らすことが可能です。
・諸費用(物件価格の6~9%)も住居費に含めて予算を考えるようにしましょう。
・購入可能額や毎月の返済額を「住宅ローンシミュレーション」で確認してみましょう。
STEP3/情報収集をしよう
希望する物件があるかどうか情報収集をする
▼以下の方法で情報収集をします。
・インターネット(不動産情報ポータルサイト)
・情報誌
・折り込みチラシ
・不動産会社
・無料相談窓口
STEP4/物件を見学しよう
見学したい物件が見つかったら、見学予約や資料請求をする
(※弊社資料例)
物件を見学する
(※弊社モデルハウス例)
・STEP1、STEP2の段階で出てきた条件について、必ず確認するようにしましょう。
・住宅の性能や構造については、現地での確認が難しいため、性能評価書を見せてもらうなどしましょう。
・気になる点があれば担当者に質問しましょう!
・少なくとも2軒以上の物件を見学し、比較するのがおススメです。
STEP5/どの物件にするか検討しよう
複数の物件を見学した後は、資料やメモをもとに以下のポイントを比較しよう
▼その物件で実際に生活することをイメージしながら比較するのがコツです。
・住宅の性能
・住宅の構造
・住宅の間取り、収納の数
・設備、デザイン
・入居後の保証やアフターサービスの内容
STEP6/申し込み
購入の申し込み
・販売元に連絡し、購入したい旨を伝え、所定の申込書に記名・押印をして提出します。
・購入申し込みと同時に、住宅ローンの事前審査を申し込みましょう。(住宅ローンの事前審査は、購入する物件が決まったタイミングで行うのが一般的とされています。)
契約日・契約条件の調整
・契約日時・引き渡し時期・手付金の金額に関しての相談、調整を行います。(契約日や契約条件の調整は、購入申し込みの前に行うこともあります。)
重要事項説明書と売買契約書(※)の確認
・売買契約を結ぶ前に、重要事項説明書のコピーをもらい、物件情報と契約条件についてよく確認しておきましょう。
・売買契約書についても、事前に取り寄せて内容を確認しておきましょう。
手付金の準備
・売買契約を結ぶ際に、売主に手付金を支払います。
STEP7/契約
重要事項の説明
・売買契約を結ぶ前に、重要事項説明を受けます。(重要事項説明は宅地建物取引業法によって義務付けられおり、「重要事項説明書」が書面にて交付され、口頭による説明も行われます。)
・疑問があればこのときに担当者に質問し、不明点が残らないようにしましょう!
売買契約の締結
・重要事項説明の内容に問題がなければ、売買契約を締結します。
・購入申し込みとは異なり、正式な契約となるので、売買契約締結後は代金の支払い義務が発生します。
・「不動産売買契約書」に署名と捺印をし、契約締結となります。
住宅ローンの申し込み(本審査)
・売買契約を結んだら、住宅ローンの本審査に申し込みます。
・住宅ローンの本審査に無事通ったら、融資実行日を決めて契約を結びます。
・諸経費の精算を行って融資が実行され、法務局で所有権移転登記と抵当権設定登記が行われまると、いよいよ物件の引き渡しです。
・もし、ローンの審査に通らなかった場合は「ローン特約」によって契約を白紙にできますが、契約書にローン特約が盛り込まれていない場合は、手付金の放棄や違約金の支払いが必要になる可能性もあります。
STEP8/引渡し
引き渡し前の立会い検査(内覧会)
・内覧会では、室内の状態の最終確認ができます。
・入居してからの“がっかり”を防ぐために設計通りに建築されているか・汚れやキズはないか・建具や床などに不具合はないか・水はきちんと流れるか・床下に異常は見られないか・外構や外壁の状態など細かい部分まで確認しましょう。
・この段階で不具合が見つかれば、修繕工事などを行います。
2.物件選びに悩んだ時には?
「希望条件の整理や予算を決めるのが難しい」「どのエリアで家を買うかが決まらない」「一戸建てか注文住宅か悩んでいる」。物件を決める際、多くの候補の中から物件を2つほどにまで絞ったもののどちらを選ぶべきか判断に迷ってしまうこともありますよね!
最終的には細かな項目を比較しながら、より適した方を選ぶことになるので、できるだけ数多くの判断基準を持っておきたいものです。
💡Point
物件選びに悩んでしまったときには、まずSTEP1に戻り、条件の優先順位が明確になっているかどうか見直してみるといいでしょう。立地・周辺環境、物件の階数、方角・日当たり防音性、建物の構造水回り、収納スペースの使い勝手など、これらも比較ポイントとなりますのでこちらも再度、確認していただいて最終的な判断をされることをおススメします。
3.ナカオホームのイベントのご紹介
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今回は、お家探しが初めての方に向けたマイホーム購入の流れや注意点などをご紹介しました。
マイホームを購入する際の基礎知識としてお役に立てていただけたら幸いです。