「戸建てに住みたいけど、注文住宅と建売住宅どっちがいいの？」

マイホームを考えた時に、多くの人が悩む点ではないでしょうか。

そこで今回は、注文住宅と建売住宅、それぞれのメリットとデメリットを解説するとともに、選択する際のポイントについてお伝えします。

これからマイホームをお考えの方はぜひ、参考にしてみてください！

注文住宅とは？建売住宅とは？

・注文住宅

注文住宅とは新しく購入する土地やすでに保有している土地に、自分で選んだハウスメーカー・工務店（施工会社）と「建築工事請負契約」を交わして建築する新築住宅をさします。

・建売住宅

建売住宅とは、土地と建物がセットとなって販売されている新築住宅をさします。

注文住宅のメリットとデメリット

【注文住宅のメリット】

１．カスタマイズ性が高くオリジナリティを出すことができる、住みやすさを追求できる

注文住宅の一番のメリットは、カスタマイズ性の高さではないでしょうか。

・プロ仕様のキッチンやアイランドキッチンにあこがれている

・吹き抜けのあるリビングがほしい

・家族が集まるリビングを広く充実させたい

・在宅ワークのスペースを確保したい

・ランドリールームが必ず欲しい

・介護に適した家にしたい

・遊び心のある動線設計にしたい

上記のように、マイホームに理想や憧れを抱いていらっしゃる方は多いと思います。デザインや間取り、機能面にこだわった家族の”らしさ”を重視するなら注文住宅が向いているといえます。

２．予算配分を調節できる

どこに重きを置くかという視点から見ると、カスタマイズすることで予算配分も自分たちである程度調節することが可能です。

３．好きなエリアや土地から選べる

あらかじめ土地がある場合を除いて、注文住宅は土地選びから始めるケースがほとんどであるため、自分たちの好みのエリアや予算などから希望の土地を探せる点もメリットの1つです。

４．建築の過程を見ることができる

家の設計や各種の計画ができてからの着工となるため、基礎工事から構造部などが建築されていく様子を目で見て確かめることができます。長年住むお家だからこそ、安心感を得られるという点はメリットといえるでしょう。

【注文住宅のデメリット】

１．完成して初めて仕上がりを確認できる

日当たりや風通し、動線は図面上だけではなかなかイメージしづらいもの。出来上がってみないと仕上がりを確認することができないのはデメリットといえます。

２．自由度の高さから予算オーバーになりがちである

予算配分の調整ができるという点がありますが、トータルで見ると費用総額は建売住宅よりも高くなる傾向にあります。

３．入居までに時間がかかる

土地選びから始め、家の設計や計画などを経て着工となるため、入居までに時間がかかります。土地探しにかかる平均期間は、4～12カ月程度が目安。もちろん、エリアや条件、状況によっても異なるため、1カ月程度ですぐに見つかる人もいれば、1年以上かけてじっくり探す人もいて、期間は人によってさまざまです。注文住宅の完成までにかかる平均期間は、一般的に8〜17カ月程度といわれています。ただし、家の規模や建築デザインなどによって、注文住宅完成までの期間は変動します。

４．計画や手続きなどに労力を要する

カスタマイズ性の高さは注文住宅のメリットでもありますが、デザインや間取り、内外装の仕様、設備のグレードなど決めることがたくさんあるため、多くの時間や労力を伴う点はデメリットといえるかもしれません。

建売住宅のメリットとデメリット

【建売住宅のメリット】

１．センスの良い、誰もが暮らしやすい住宅を購入できる

あらかじめ設備や仕様等が決められているので色や組み合わせのセンスに不安があっても、建売住宅であれば誰もが暮らしやすい住宅を購入することが可能です。

２．完成した状態を見てから購入することができる

完成した状態を見てから購入できるので、仕上がりがイメージと違うということがなく、納得して購入ができます。

３．費用を比較的抑えることができる

設備や資材を一括購入したり汎用性の高い設計図を用いたりして費用を抑えているため、注文住宅と比較してトータルの費用が抑えられるという点も建売住宅の大きなメリットです。また、建売住宅は土地と建物のセット販売であるため、注文住宅と比較して各種手続きや事務手数料などの諸費用が抑えられる点もメリットといえます。

４．計画や手続きの手間が少なく入居までの時間が早い

建売住宅は多くの場合、完成した状態で販売されます。すでに詳細まで考え抜かれたプランが用意されているので、自分たちで計画したり仕様を決めたりなどの手間が省け、考える時間や打合せの回数が少なく購入から入居までがスピーディーに進みます。

【建売住宅のデメリット】

１．カスタマイズ性が低い

弊社においてもカラーなどの希望を建築時期によっては一部かなえられるケースもありますが、注文住宅と比較するとやはりカスタマイズ性が低い点は大きなデメリットといえます。

２．類似した住宅になりがちである

内装だけでなく外観のデザインも均一的で類似したものである場合が多く、オリジナリティや好みを反映しづらい点も建売住宅のデメリットのひとつです。

３．土地からこだわることができない

建売住宅は土地と建物のセットでの販売となっているため、立地は選ぶことができますが、土地の形状や日当たり、前面道路についてなどの希望条件を叶えることができません。

４．建築の過程を見ることができない

基本的に土地に家が建てられた状態、あるいは建築が始まっている状態での販売となるので、建築の過程を見ることができない点もデメリットといえます。

選択のポイント✨

💡カスタマイズ性、オリジナリティ

注文住宅ではデザインから間取り、内外装の仕様、設備のグレードなど決めることがたくさんあり、どうしたらよいかと頭を悩ますこともあるかと思います。弊社では設計士やインテリアコーディネーターがうまく言葉にできない思いや、迷って決められないこともじっくりお話を聞いてベストなご提案をしますのでご安心してお任せいただけます！

建売住宅においても、物件によって間取りが異なり設備や住宅性能が充実しているものもあるので、自分たちのニーズに合った間取りに近いかどうか、欲しい設備や性能が備わっているかに注目してご覧いただくと良いかと思います。

💡予算

マイホームを購入するときに大きな目安となるのが「予算」です。注文住宅では予算オーバーであっても建売住宅であれば購入可能なケースもありますので、正しい予算を把握しておくことが大切となります。

💡マイホームを建てたいエリアの不動産市場の特性

注文住宅を建てたくても、エリアによっては土地のみの販売がほとんどない場合もありますし、反対に建売住宅を希望していても、建売住宅の販売があまり活発ではないエリアもあります。マイホームを建てたいエリアの不動産情報の収集をメルマガ等で日ごろからされることをおすすめします。

💡希望入居時期の有無

注文住宅でも建売住宅でも完成予定時期を予め知ることができますので、入居までの時間にゆとりがある場合でも、季節や家族のライフイベントなどと照らし合わせておくとよいかと思います。お子さまの小学校や中学校の入学に合わせて入居したい場合や出産前に入居しておきたい場合など、即入居を希望していたり入居を急いでいる場合は、購入から入居までがスピーディーに進む建売住宅が向いているといえます。

💡時間と労力

どこにどれだけの時間と労力を費やすのか。本当にここは人それぞれなのではないでしょうか。ご家族でよく話し合い決められると良いかと思います。

まとめ

注文住宅と建売住宅にはそれぞれにメリットとデメリットがあり、それぞれ相反するものもあればすり合わせることができるものもあります。「どちらがいいか？」と迷った場合には双方のメリットデメリットを把握したうえで、選択のポイントのどの項目がご家族の中で優先となってくるのかを明確にし、決めていかれるのがよいかと思います。

家族が長い時間を過ごすマイホーム。

自分たちの理想や希望により近いお家で、家族のしたい暮らしが叶うよう、私たち住まいのプロが寄り添いつづけご入居まで導きますのでどうぞ安心してご相談ください。

最後に・・・

価格がネックで注文住宅を諦めている方に朗報📣

先行販売ってご存知ですか？

デザインや間取り、機能面にこだわった家族の”らしさ”を大切にしたい！だけど注文住宅は価格がネック…と諦めている方も多いかと思います！

そんな方におススメなのが建売住宅でも自分たちの好みに仕様が選べちゃう、弊社の先行販売物件！

気になる先行販売については次回！お楽しみに！